FPVドローン塾をやってみて(経験談)
- 更新日:
- 2023.05.25
- カテゴリ:
- FPVドローン塾
FPVドローン塾 A教室、B教室を開催しました。
かれこれ複数回、同じA教室、B教室、そして最近はC教室も開講して感じたこと、思ったことを今日はblogに記しておこうと思います。
改めましてフライトベース大阪(FPVOSAKA)のサカイです。
A教室は、ドローンまたはFPVドローンのことを全く知らない状態でも、「ドローンとは?そもそもドローンは何か?」
から「法律」や「何から始めるの?」などの超基本的なことをお話するのですが、やはりすでに「FPVドローン」という物に興味を惹かれた方や、すでにドローンを触ったことのある方(主にDJIなどのMavicシリーズや、Phantomなどの空撮機)がFPVってのをやってみたいとか、そういう思いの方が参加される傾向にあり、「本当にドローンのこと全然知らないんですが!」なんて言う方には、なかなか出会えないようです。
少なからずインターネットが普及したこの世の中ですから、すでに興味を抱くと皆さん少なからず下調べするなり情報をお持ちの状態で来られる方が多いです。
ですが、何も知らなくても、そこそこ知れるというA教室の内容では、少し物足らなくなる場合は多いです。
そんなときは少しB教室寄りに、FPVドローンに踏み込んだ内容を進めたり、ドローン塾に参加される受講生様にある程度合わせた内容に振って進めることが多いです。
また、B教室では主に「Betaflight」を使った初歩的なセッティングの仕方を中心にお話しますが、やはり、すでにFPVドローンをお持ちの方であれば、すでに様々に質問要項もお持ちの様で、いつも何かしらの疑問や新たな質問の挙手が上がり、講義している私でも新たな情報となる不明な質疑も飛び交います。
そもそも、常に進化し続けるFPVドローン業界では、例えば昨日新発売した新しい企画のパーツや、Betaflight1つとってもオープンソースで世界中の方々が開発してアップデートを重ねるので、昨日バージョンが上がっているかも知れません。そうなると、昨日まで知っていた常識が、非常識になり新たに勉強し直しとなることも少なくはないのです。
要するに、「FPVドローンは日々勉強」という世界のものだと私は思っています。
そんな中でもやはりフワッとドローンを飛ばす瞬間に、立ち向かった謎や苦労も一気に吹き飛びます。
きっとライト兄弟も開発した物がフワッと浮き上がるのを見たときのように、そんな気持ちにさせてもらえるのがFPVドローンのいいところだと思っています。
そうこうしてると、例えばC教室にヘルプ講師をしてくれている濃厚なFPVパイロットの仲間も、受講生もみんな一瞬にして同じ土俵の仲間に早変わりします。仕事にするにしても、趣味でレースするにしても、興味を抱かないと「その扉は開かない」そんな世界がFPVだと思っています。
喋っていて、皆が笑顔になる瞬間は決して問題が解決したときに限ったものではないようです。
謎が謎のままでも、また次回に向けてと笑顔で皆さん楽しまれながら続けておられます。
そんなFPVドローンの世界に飛び込んで見ませんか?
と、今回は思ったことをうだうだと記載させてもらいました。
最後まで読んでいただいた皆様ありがとうございます。
またお会いしましょう。
写真は主に日本ドローンネットワーク協会の高田氏が受講されながら撮ってくださいました。感謝!