3Dプリンター 詰まり解消!
- 更新日:
- 2022.02.02
- カテゴリ:
- 3Dプリンター
FPVドローンに限らず、ドローン全般、またはRCラジコンやホビーなどやっていると、ついつい手を出してしまいたくなる3Dプリンター。フライトベースでもTinywhoopなどのマイクロドローンのパーツや空撮用のGoProを剥いた剥きプロシネウープなどのカメラマウントなど3Dプリンターによる物が多かったので、とうとう入手してしまいました。
購入したものは
KINGROON KP3S
プレミアムタイタン押出機アルミニウムダブルリニアガイドレール印刷スペース180x180x180mm
です。
そして、まだまだ3Dプリンター初心者なのですが、おそらく皆さんがやってしまわれるのではないであろうかのトラブル
「フィラメントの詰まり」
をやってしまいましたので、今回3Dプリンターのホットエンド部に詰まったフィラメントを取り出すべく分解に挑戦しましたので、その記録を残しておこうとブログに書き記すことにしました。
まず、なぜ詰まらせてしまうのかの原因ですが、おそらくその多くは
・フィラメントの交換時
に起こってしまうのだとお思います。
原因はノズル温度が高温に達していない状態(冷えている状態)で無理にフィラメントを引っ張りぬこうとしてしまい、中で詰まってしまう、カスが残ってしまうなどでしょうか。
対応としては、通常はノズルを再度温め、新たにフィラメントを押し込むことっで中のフィラメントも溶けて出てきてくれるパターン。これだと、分解もしなくて簡単なのですが、今回、フライトベース代表はまだまだ3Dプリンター初心者ってことで、同じ失敗を何度もしてしまったあげく、前述したように温度を上げても出てこなくなり、吸い込みもできなくなってしまいました。
挙句の果てに、写真のように吸込口の根本で折れてしまい、分解を余儀なくされました。
ドローン仲間にアドバイスをもらい、いざ分解へ!
プリンターのホットエンド部(ノズル部分)の左右の六角ネジを外します。
*プリンター正面の丸いファン?みたいな部分の面のネジを外しましたがカバー内側の3Dプリンターで出来てる部材が取れるだけで中へのアクセスには外す必要がないようです
写真の様に、全面のカバーを外します。
*背面の4つのネジも外してみましたが、これまた、どこも緩まなかったので4つともそっと元に戻しました。(外さなくていい!)
上部のバランスケーブルのようなものを取り、カバーを横へずらせます。
更に、中のパネルの六角ネジを取ります。
左上のはワッシャー入ってました。長いネジ。
左下の部分はワッシャーなし、右下はワッシャーアリで、六角ネジの長さも少しだけ違いました。
もとに戻すときに解るようにねじを置くと良いです。
更に、フィラメントを入れる際に指でエントリー口を広げるパーツの六角ネジ(短)を取ります。
注意:このとき、その左の黒いバネの付いたネジ部分が吹っ飛びました!
なくさないようにバネ部分を指で押さえながら取るとか工夫が必要です。
そうすると、フィラメントが挿入されてるノズルに近いパーツを取り出せます。
ノズル部分のヒーター部?の4つのビス(プラスネジ)を取ると、黒いノズル部のカバーが外せます。
ここまで来るとノズル交換もこれでできる〜〜って感じです。後はフィラメント抜いたり、掃除して元に戻します。
ノズル部に挿入してる部分の黒い樹脂の差込口の中には青いフィラメントのルートを確保するストローのような
物が入ってました(写真撮り忘れた!)そのストロー上のものを黒い樹脂に入れて戻すのを忘れないように。
あとは、そっと順番に戻していけばOKです。
機械音痴でしたけど、意を決して順にバラしていくと、そんなに恐れ多い中身ではなかったっぽいです。
困ったときに参考にしてもらえれば幸いです。
写真は例に出した3Dプリントされた大阪府です(笑)
今回のトラブルでも(あえて「も」と言いますが、本当にドローンやり始めてから人に助けてもらってばかりで感謝です)元々機械音痴で「分解」なんて言葉は特に嫌悪感を抱く性質だったんですが、Twitterやinstagram、ドローンでつながってる仲間からのアツい応援と、アドバイス、情報を頂きなんとか成功しました。助言、メール、連絡くださった皆様、いつもありがとうございます!
大阪の屋内ドローン練習場・ドローン空撮点検撮影フライトベースホームページ
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