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BETAFPV F4 1S 5A AIO Brushless Flight Controllerダイアグラム

更新日:
2024.09.02
カテゴリ:

FPVドローンを自作するようになると、切っても切れない存在となるダイアグラム(配線図)。
FC(フライトコントローラー)の種類の数だけダイアグラムが存在します。
初めて購入したFCで機体を組む際、ダイアグラムが付属していないことも多く、
メーカーの商品ページや購入元の商品ページへアクセスし参照することもしばしば。。。
そんな煩わしさの解消と実際の使用感、備忘録なども兼ねて当ブログに書き記していこうと思います。

※ダイアグラムをまとめる事を目的とした記事になります。
 FCによって内容量に差があります。ご了承くださいませ。

ダイアグラム集1つめのFCはこちら。。。

BETAFPV F4 1S 5A AIO Brushless Flight Controller

BetaFPVのF4 1S 5A AIOのFCです。
1Sのtinywhoop機などの手のひらサイズのマイクロドローンで活躍するFCですね。
F4 1S 5A AIO Brushless Flight Controller

 

~ ダイアグラム ~

このFCはSPI Frsky、SERIAL ELRSの2種類があります。
種類によってランドの数などが違う部分がありますが、
FC下半分のランドについては配置などは同じですので、共通で見ていただけます。
基本的には皆さんアナログVTXを使用されると思うので、主に使うランドは
5V,GND,Video in,Video out,T2の5つになるかと思います。

 

~ 使用感・注意点 ~

受信機

ELRSタイプのFCは注意点として、受信機の壊れやすさに欠点があります。
受信機の配置と十字型の基板という構造上、どうしても起こりやすくなってしまうのですが、対策として。。。

①FCをUVレジンで固める。
機体がクラッシュした際、FCが曲がることで受信機部分のはんだに小さな亀裂が起きることで、
プロポとの通信ができなくなる(RX LOSSが起こる)ようです。
なのでレジンで固めることでFCのたわみを防ぎ故障を防ぐ、という対策法です。

②FCの向きを90度回す。
FCを90度回すことで、受信機部分の半田へのダメージを防ぐことができます。

あくまでも参考程度に。。。

はんだ時の注意点について

はんだを乗せる金色の部分をランド(パッド)と呼びますが、このランドが非常に小さいです。
隣り合うランドや付近の小さなコンデンサーにショートしないように気を付けましょう。

また、メーカーが電源ケーブルに使っているはんだが、なかなかに溶けにくいことがあります。
FCを長時間加熱させないよう、小手先の温度を高めに設定するなどし短時間で作業を終わらせましょう。

ランドの数

ELRSタイプは5V,GNDのランドが1つずつしかありません。
VTXの種類によってはFPVカメラとVTXの電源の線を1つのランドから取らないといけなくなるので、
はんだが苦手な方などは、VTXにFPVカメラ用のランドがあるものを選ぶか、
1本の線を途中で分岐させて(Y字の線を作るイメージ)電源を取るようにすれば多少楽になるかと思います。

5Vのランドは穴が開いており、真裏からも5Vを取ることができます。
同じようにT2も背面に配線が可能です。

最後に。。。

BetaFPV製F4 1S 5A AIOFCのダイアグラム備忘録は以上となります。
少しでもFPVライフの一助になれば幸いでございます。
これから色んなダイアグラム集をアップして本サイトにてまとめていきます。